縞目の縦横のストライブ模様は各製造メーカーにより異なり各社それぞれのパターンがあります。板厚の変動はありません。板厚の表示は縞模様の高さは含まず、素材原板の厚みになります。縞板を製造するメーカーは国内では5社程度になりますので、縞目やメーカー指定は事前のご相談で対応可能です。
縞板(シマ板)とは
熱延鋼板SS400の表面に滑り止めを目的とした縦横の縞目を規則的に施した鋼板です。縦横のストライブ模様は見た目も幾何学的で美しく、デザイン性がありながら、優れた耐久性、対候性、耐摩耗性を有し、屋内屋外に関わらず広範囲で長期間使用が可能です。使用する場所に掛かる荷重や、面積から必要な強度を考慮して板厚を選定してください。
縞板(シマ板)メリット
規則正しいストライブ模様で外観上の見た目も美しく、注意喚起の効果があります。滑り止め効果があり歩行時の安全対策になります。幾何学的な模様がデザイン性を高めます。
縞板(シマ板)デメリット
滑り止め効果がある鋼板ですが、天候や使用条件により水や油が付着している場合は乾燥時に比べてかえって滑りやすくなる場合があるので注意が必要です。
縞板取扱い種類
JIS G 3101に規定される「SS400」と同じ素材です。
化学成分(単位%)
種類 | P(リン) | S(硫黄) |
SS400 | 0.050以下 | 0.050以下 |
機械的性質 (鋼板、鋼帯、平鋼及び形鋼)
記号の種類:SS400
引張強さ(N/mm2) | 伸び | ||
厚さ(㎜) | 試験片 | % | |
400~510 | 5以下 | 5号 | 21以上 |
5超え16以下 | 1A号 | 17以上 | |
16超え40以下 | 1A号 | 21以上 | |
40超え50以下 | 1A号 | 23以上 | |
50超 | 4号 | 23以上 |
縞板取扱いサイズ(mm)
2.3 3.2 4.5 6.0 9.0 12.0㎜
縞板主な用途
ビルや立体駐車場などの階段ステップ、スロープ、通路、溝蓋など広い用途で使用されます。
ミルシート
事前のお申し出があればご用意いたします。
縞板在庫
3’×6′ | 4’×8′ | 5’×10′ | その他 | |
厚み(mm) | ||||
2.3 | ▲ | ▲ | ▲ | 4’x10’ |
3.2 | ▲ | ▲ | ▲ | 4’x10’ |
4.5 | ▲ | ▲ | ▲ | 4’x10’ |
6.0 | ▲ | ▲ | ▲ | 4’x10’ |
9.0 | ▲ | ▲ | ▲ | |
12.0 | ▲ | ▲ | ▲ |
納期
▲印は、弊社提携会社様置き場になります。納入に中1~3営業日いただきます。
縞板・シマ板の銅板・切板なら岡本金属にご相談下さい ご要望を聞いて自社在庫・ネットワーク内在庫からご用意します。 |