冷間圧延鋼板・ミガキ材(SPCC-SD)ブライト材(SPCC-SB)

岡本金属では、厚みt0.4~t3.2迄、サイズ3‘x6‘、4‘x8‘の冷延鋼板(SPCC-SD)を常時在庫。市場では少し珍しい中間厚(t0.7、t2.6、t3.0)の在庫があります。t0.1やt0.2、t0.3の極薄板はネットワークを通じて迅速にご用意できます。鏡面仕上げのブライト材(SPCC-SB)はt0.4~t1.6迄ならネットワークを通じてお届けが可能ですので一度ご相談ください。

冷間圧延鋼板

冷間圧延鋼板(SPCC)とは

酸洗鋼板(SPHC-P)をさらに常温のまま圧延(冷間圧延)をした鋼板です。板厚精度や表面の平坦度が高く、熱延鋼板に比べ炭素の含有量が少ない鋼板です。柔らかくて加工性が高いので、プレス加工では浅い絞り加工に対応できます。広い分野で使用され、精密部品等の精度を要求される部材に使用されています。表面にはオイルが施され錆び難くしていますが、加工後に塗装やメッキ無しで使用する事は出来ません。表面の仕上げには2種類あり、 表面をつや消ししたダル仕上げ(SPCC-SD)と鏡面仕上げしたブライト仕上げ(SPCC-SB)が有ります。

用途 一般用
適応厚さ(㎜) 0.1~3.2
規格 JIS G 3141

化学成分 単位%

種類 C(炭素) Mn(マンガン) P(リン) S(硫黄)
SPCC 0.15以下 1.00以下 0.100以下 0.035以下

引用元:JIS3141:2017  冷間圧延鋼板及び鋼帯

冷間圧延鋼板(SPCC)表面仕上げの種類

ダル仕上げ(SPCC-SD)

物理的又は化学的に表面を粗くしたロールによる仕上げ。つや消し仕上げともいう。 

ブライト仕上げ(SPCC-SB)

滑らかに仕上げたロールによる仕上げ。平滑仕上げともいう。

冷間圧延鋼板(SPCC)メリット

鋼板を常温のまま圧延(冷間圧延)することにより、表面が美麗で平坦で板厚が安定しています。炭素含有量が熱延鋼板に比べて少なく柔軟性のある性質です。加工性が高く、浅い絞り加工を伴うプレス加工や精密板金加工にも対応できます。

冷間圧延鋼板(SPCC)デメリット

柔軟性が有る為、強度の必要な場合は加工後に焼き入れなどの処置が必要になります。防錆の為の塗油はされてますが、加工後は錆びやすくなるのでメッキや塗装などの処置が必要です。

冷間圧延鋼板(SPCC)取扱い種類

SPCC-SD(ダル仕上げ)

SPCC-SB(ブライト仕上げ)

冷間圧延鋼板(SPCC)取扱いサイズ(㎜)

SPCC-SD(ダル仕上げ)

0.4 0.5 0.6 0.8 1.0 1.2 1.6 2.0 2.3 2.6 3.0 3.2㎜

SPCC-SB(ブライト仕上げ)

SPCC-SBは非常に特殊な用途なので0.4~1.6 3‘x6‘サイズを取扱いしています。

冷間圧延鋼板(SPCC)主な用途

ダル仕上げ(SPCC-SD)

自動車部品、家電製品、スチール家具、産業機器部品など

ブライト仕上げ(SPCC-SB)

高級家電製品、シャンデリヤなどの高級照明器具、等塗装、メッキ後の仕上がりにこだわる製品など

ミルシート

事前のお申し出があればご用意いたします。

冷間圧延鋼板 ミガキ材(SPCC-SD) ブライト材(SPCC-SB)在庫

中間厚の在庫があります「0.7mm」「2.6mm」「3.0mm」

  3’×6′ 4’×8′ 5’×10′ その他
厚み(mm)        
0.4     3’x4′
0.5      
0.6    
0.7       4’x2000
0.8    
1.0 4’x2000
1.2 4’x2000
1.6 4’x1930
2.0    
2.3    
2.6    
3.0    
3.2    

SPCC-SBは非常に特殊な用途なので0.4~1.6 3‘x6‘サイズがあり在庫は確認の上納品させていただきます

納期

▲印は、弊社提携会社様置き場になります。納入に中1~3営業日いただきます。

鋼鉄・鉄板在庫一覧

 

冷間圧延鋼板・ミガキ材(SPCC-SD)ブライト材(SPCC-SB)の銅板・切板なら岡本金属にご相談下さい

ご要望を聞いて自社在庫・ネットワーク内在庫からご用意します。

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